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クアオルトウォーキング

クアオルトウォーキングは、日本初で唯一ミュンヒェン大学が認定した気候性地形療法の専門コースを活用し、同大学のシュー教授の指導の下、専門的で医科学的手法を基礎として、予防医学や健康増進のために行われる健康づくりの取組です。 特に、ドイツの気候性地形療法と同様に、自分の体力にあった歩行スピードで「冷気と風」、「太陽光線」等の気候要素を活用し、体表面を冷たく保ちながら(主観的な温冷感覚で-1やや冷えると感じる状態で、体表面温度を約2℃下げる程度)、森や山の傾斜地を歩くことで持久力を強化し、運動効果を高めます。 上山市の蔵王高原坊平と里山を利用した気候性地形療法のコースは、合計5か所8コースをミュンヒェン大学から認定されました。 以下は蔵王高原坊平の準高地(1,000m~)2コースの内容です。

蔵王高原坊平コース 〔全行程3.6km〕

全長3.6km、高低差が190mのコース。平成20年度に文部科学省から、ナショナルトレーニングセンター高地トレーニング強化拠点施設に指定されています。蔵王坊平アスリートヴィレッジにあるクロスカントリーコースの一部を利用しており、芝生で歩きやすいコースになっています。ここは標高約1,000mに位置しているため、サクラ類は5月中旬になってから咲きます。レンゲツツジは6月中旬が見ごろで、緑の中のオレンジ色が圧巻です。この他スズラン、アズマギク、エゾオヤマリンドウなどさまざまな植物が高原を彩ります。紅葉の時期にはナナカマド、冬にはスキー、樹氷トレッキングでもにぎわいを見せています。 ※ 注意:国定公園内で植物を盗らないようにしましょう。また、クマなどには十分注意しましょう。

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お清水・樹氷原コース 〔全行程3.2km〕

高低差310mのコースです。 かつて「お清水」(清水が湧いていて、腕や足を冷やせます)は、蔵王山信仰の出発地点でした。お清水の森には、真壁仁の「峠の詩碑」、西国三十三観音などの石仏群や蔵王権現、元お清水跡などもあり、蔵王修験の名残を味わえるコースです。コース内には外来種のオオアワガエリなどの大型草木や自生種のオオイタドリ、ヤマブキショウマなどが混生していますが、その空地にはマイズルソウ、ハクサンチドリなどの、白・紅葉色の可憐な花と出会うことができます。コース最高地の周辺はアオモリトドマツの林があって、その針葉樹が発散するフィトンチッドを全身に浴びながら歩行できる爽快感あふれるコースです。コース沿いには低木状のハクサンシャクナゲ、ウラジロヨウラク、ムラサキヤシオツツジなどが群生しており、折々の彩が楽しめます。冬季には樹氷トレッキングコースになります。草原状のゲレンデコースでは、遠方に朝日連峰や葉山、月山の山並みが広がり、眼下に蔵王高原坊平、上山盆地などが見渡せます。吹き上げる微風を体感し、草いきれに触れながら下る途中で、お清水の森をのぞくのも趣きがあります。森を出ると蔵王高原坊平コースと連絡します。